SPEXA 2026 出展レポート「飛ばしてみないとわからない」を減らすために

 こんにちは、ドルフィンシステムの笹生です。

だいぶ間が空いてしまいまして事後報告になってしまいますが、本日は先週東京ビッグサイトで行われた SPEXA 第3回国際宇宙ビジネス展に出展させていただく機会がございましたのでそのレポートをお送りしたいと思います。

弊社ドルフィンシステムは昨年同様、理経様、日本NI様のご厚意で、理経様ブースに

USRP超小型テレメータ受信機

を動態展示をさせていただきました。

弊社ブースへお立ち寄りいただいた皆様、誠にありがとうございました。

また理経様、日本NI様、改めましてありがとうございました。


第1回目から会場に行きましたが、宇宙産業自体も年々盛り上がりを見せており、非常に活気のある展示会でした。

弊社の展示コンセプトはズバリ

「飛ばしてみないとわからない」を減らすために

です。


今回の展示は

・USRP超小型ロケットテレメトリ受信システム(動態展示)

・USRP RFキャプチャ・プレイバック

・USRP フェージングシミュレータ

を中心に、ソフトウェア無線(SDR)技術を活用した宇宙通信向けソリューションをご紹介しました。

またその他の事例の紹介として深宇宙探査の水星磁気圏探査機「みお」(BepiColombo/日本名:みお)についての SDR 適用例を紹介しました。

SPEXA 第3回国際宇宙ビジネス展とは?

宇宙ビジネスに関するすべてが集まる展示会

ロケット、人工衛星、宇宙データセンター、AI、衛星データ活用など

2027年5月12日(水)-14日(金) 10:00-17:00 

東京ビッグサイト

ということで先週行われました。

公式ウェブページから引用させていただきます。

SPEXAは、宇宙ビジネスに関するすべてが集まる展示会です。
官民挙げての宇宙開発の重要性が増している今、宇宙ビジネスに関するすべてが集まる展示会を開催します。

「ロケット打ち上げ」「衛星運用」「地上システム」「設計・製造・開発」「部品・素材」「衛星データ利活用」「宇宙空間利用」など、宇宙ビジネスに関するあらゆる製品/技術/サービスが出展し、宇宙ビジネスを発展させたい方々へオープンな出会いと最適なマッチングを提供します。


飛ばしてみないとわからないを減らす

当然ですが、ロケット、衛星、飛ばしてテストするのは(実験用はあるとはいえ)本番では不可能です。

・実環境試験の機会が少ない
・異常時の再現が難しい
・通信品質の検証が十分にできない

といった課題に対して様々なアプローチがあると思います。
弊社では、USRP を代表とするソフトウェア無線機を使って、地上で可能な限り実環境を再現できる評価環境を提供しています。

ソフトウェア無線機を使った”RFキャプチャ・プレイバック”を軸に、カスタマイズにも柔軟に対応し、変復調、解析、伝搬、など様々な角度からお客様のお手伝いをさせていただけることをコンセプト「飛ばしてみないとわからないを減らす」として展示させていただきました。

展示した3つのソリューション

USRP超小型ロケットテレメトリ受信システム

JAXA様プロジェクトにて導入実績を持つテレメトリ受信システムです。

受信から復調、記録、管制局への送信までをワンストップで実現します。
さらに管制モニタソフトウェアのカスタム作成も可能になりました。

展示会では実際に動作するシステムを展示し、多くの方にご覧いただきました。

RFキャプチャ・プレイバック


実環境で取得したRF信号をそのまま記録し、後から再現できるシステムです。
「現場で何が起きたのか」
を持ち帰って解析できるため、

・不具合解析
・アルゴリズム評価
・再現試験

に活用できます。

実際に JAXA 様でロケット打ち上げ直後の擾乱による通信の断絶について実際の打ち上げ時に RFキャプチャを実施、後で解析をして原因の特定を行うといった実績もあり、多数導入をいただいています。


パラメータ設定した無線伝搬環境をリアルタイムに模擬再現するシステムです。

ロケット、衛星、NTNなどの特殊な通信環境を地上で再現し、通信品質やアルゴリズムの評価を行うことができます。


水星磁気圏探査機「みお」からの受信

その他事例の紹介として、水星磁気圏探査機「みお」(BepiColombo/日本名:みお)において、メインアンテナ展開前の重要なフェーズで信号の受信にUSRPが採用された背景と意義を紹介しました。深宇宙探査という最先端の場面でも、USRPの柔軟性が活躍していることを紹介しました。

まとめ・展示会で感じたこと

今回の展示会でもさまざまな方々とお話しする機会がありました。

来客層は宇宙産業全体のため、通信に関係するお客様は極少数なのは否めませんが、むしろそうしたお客様はまさに課題を明確に抱えており、ソフトウェア無線機を使ったソリューションは最適な提案になると感じました。また伝え聞く話では、ベンチャー企業やスタートアップでは、通信についての検討は後回しにされがちでそこが意外とボトルネックになりがち、という噂も聞きました。

宇宙産業の活況を実感すると同時に、

「通信の評価をどう行うか」

というテーマは、今後さらに重要になると感じました。

宇宙通信に限らず、ご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

以上、ドルフィンシステム笹生でした。







 

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