こんにちはドルフィンシステムの笹生です。
2025年も9月に入りまして、最近日没が早くなってきて秋が近づいているのでしょうけど、日中の猛暑はなかなか終わりませんね、、、
さて本日も NI Nigel についてです。
LabVIEW 2025 Q3 に Patch 2 がリリースされ、NI AI Adviser Nigel も更新がされたようです。
早速起動してみました。
起動時に毎回ログインをしないといけないのですが、簡単に記憶できるといいですね。
と、何かエラーが発生したようです。
あいかわらずエンター押して日本語の変換を確定させただけでも送信されてしまうところは直っていないようです。うーん この部分の Update で期待をしていたのですが、、、
今回も引き続き、 LabVIEW のユーザーマニュアルの7つの効果について記載がありましたので、今回はその3つ目(あれ4つ目ですかね?更新されたかもしれません)「LabVIEWおよびVIの主な設計概念を解説する」を試してみたいと思います。
Nigel に LabVIEWおよびVIの主な設計概念を解説してもらう
NI Nigel は「LabVIEWおよびVIの主な設計概念を解説する」ことができるようです。
さてどのような事を聞いてみるのが良いか、ChatGPT に聞いてみることにしました。
ChatGPT への質問
NI の LabVIEW 2025 Q3 から AIアドバイザ Nigel がリリースされました。機能として NI Nigel は「LabVIEWおよびVIの主な設計概念を解説する」ことが チャット上でできるようです。そこで、LabVIEW 初心者としてどのようなことを聞くのが良いと思いますか? NI Nigel への良い質問を考えてみてください。
ChatGPT からの回答
いい質問ですね!
LabVIEW 初心者として NI Nigel に質問するなら、「LabVIEW の設計概念」を解説してくれるという特徴を活かして、単なる操作方法よりも なぜそうするのか を理解できるような質問が効果的です。以下にいくつか「良い質問例」を挙げます。
基本的な概念を理解する質問
「LabVIEW の フロントパネルとブロックダイアグラムはどう違うのですか?」
「ワイヤリングでデータをつなぐことと、テキスト言語での代入文との違いは何ですか?」
「LabVIEW におけるデータフローとはどういう考え方ですか?」
「**制御器(Control)と表示器(Indicator)**の役割の違いを教えてください。」
よくつまずく設計パターンに関する質問
「While ループとFor ループはどんなときに使い分けますか?」
「シフトレジスタを使うと何が便利になるのですか?」
「イベント構造を使うときの基本的な設計ルールは?」
「サブVIを作るメリットは何ですか?」
実用的なシナリオに関する質問
「センサーから継続的にデータを読み取る VI を設計するには、どのような構成がよいですか?」
「データをファイルに保存するとき、どの保存形式を選ぶべきですか?」
「DAQmx を使った計測プログラムの設計で気をつけるポイントは?」
「並列で複数の処理を走らせたいときは、どんなブロックを使うと良いですか?」
より深い理解を促す質問
「LabVIEW のデータ型(配列、クラスタ、波形データ)の違いを実際の例で説明してもらえますか?」
「テキストベース言語のプログラミングと比べて、LabVIEW でのアルゴリズム設計はどう表現が変わりますか?」
「状態遷移を設計する場合、ステートマシンパターンはなぜ有効なのですか?」
「モジュール化や再利用性を高めるために、LabVIEW ではどのように設計すればよいですか?」
💡 ポイントは「操作マニュアル的な質問」よりも、考え方・設計思想・使い分けの理由を聞くことです。Nigel は「解説」に強みがあるので、「なぜ?」を意識した質問が良いと思います。
ご希望であれば、私が「LabVIEW 初心者が Nigel にステップごとに質問して学んでいくロードマップ形式(入門→中級→応用)」に整理してリスト化することもできますが、そうしますか?
沢山出してくれました(笑)
私個人としては結構2つ目の意見がどのように Nigel が回答するか興味があったので聞いてみました。
NI Nigel への質問
「ワイヤリングでデータをつなぐことと、テキスト言語での代入文との違いは何ですか?」
NI Nigel からの回答
画像も貼ってくれましたので、そのままコピペすると崩れてしまったので、画面のキャプチャ画像で貼り付けます。
まず比較表を作成してくれました。
続いて詳細解説
そして参考画像
最後にまとめ
なかなか詳細に返してくれました!(ちょっと聞き方がいきなりぶっきらぼうだったかなという反省もあります。。。)
まとめ
今回も Nigel の機能について少しだけですが検証しました。なかなかどうして、画像まで引用してくれるなんて非常に助かるじゃないですか!ちなみに ChatGPT で続けて Nigel と同じ質問したら、、、
いい質問の選び方です!✨
LabVIEW 初心者にとって「ワイヤリング」と「代入文の違い」はとても理解のポイントになります。整理してみましょう。1. テキスト言語の「代入文」とは
C や Python などのテキスト言語では
x = 5 y = x + 3
のように 変数に値を代入 していきます。
ここでは「実行順序(上から下)」が重要で、x=5
が先に実行されるからy
の計算が成立します。
👉 つまり 「順番で決まる」 世界です。2. LabVIEW の「ワイヤリング」とは
LabVIEW では代入文はなく、データをワイヤで結ぶことが基本です。
ワイヤは「変数」ではなく「データの流れ(ストリーム)」を表す。
データは「ワイヤの先にあるノードが必要になるとき」に渡される。
実行の順序は「ワイヤのつながり」で決まる(データフロー)。
例えば「加算器の入力に 5 と 3 をワイヤでつなぐ」→ 「出力を表示器にワイヤでつなぐ」だけで計算結果が出ます。
👉 つまり 「データの流れで決まる」 世界です。
3. 大きな違い
項目 テキスト言語 LabVIEW 実行順序の決定 コードの並び順(上から下へ) ワイヤでつながっているかどうか(データフロー) 値の扱い方 変数に値を「代入」して使う ワイヤで値を「流して」使う 再利用 変数を再代入できる ワイヤは「一方向の流れ」、再代入はない(必要ならシフトレジスタやフィードバックノードを使う) 4. 初心者が理解するとよいポイント
LabVIEW には「代入」という概念がなく、全ては「データが流れるかどうか」で決まる。
実行順序は図で表現されるので、テキストコードよりも「見える化」されている。
「変数に後から別の値を入れる」という考え方はなく、「次のデータが流れてくる」と捉える。
🔑 まとめると:
「代入文」は 変数の箱にデータを入れる行為 ですが、
「ワイヤリング」は データが流れる水道管をつなぐ行為 とイメージするとわかりやすいです。
ご希望なら、この質問を 「LabVIEW 初心者が Nigel に投げるとどんな答えが返ってくるか(模擬 Nigel 回答風)」 にしてみましょうか?
こちらは最初の質問がメモリにあるので初心者向けということを考慮して結構砕いた言葉で説明してくれてますね。
最後の「ご希望なら、この質問を 「LabVIEW 初心者が Nigel に投げるとどんな答えが返ってくるか(模擬 Nigel 回答風)」 にしてみましょうか?」ってのが何とも、、、
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